便秘の原因と解消法について

女性に悩まれている方の多い便秘についてその原因と解消法について書かせていただこうと思います。

過度なダイエットによるもの
ダイエットがしたくて食事の量を少なくしすぎてしまうと本来出るはずの便の量と回数が減っていまい便秘体質になってしまいます。
ダイエットをする場合でも適度な量を摂取しその際は食物繊維を多く摂ることを心がけるようにしましょう。
骨盤の形状
女性の骨盤は男性と比べて広い形状になっていて骨盤内に大腸が下がった状態になることもあり、その結果便が通りづらくなり便秘になってしまうことも考えられます。
また腹筋の力が弱い場合も便を押し出す力が弱くなってしまいます。
ウォーキングなど適度な運動をするのが理想ですが立ったまま簡単にできる、もも上げ運動をゆっくり行うのも効果的だと思います。
我慢する習慣がある
朝時間がなかったり、仕事や授業中などにトイレに行きたくなっても我慢する習慣がついてしまっていると腸のリズムが狂ってしまい、習慣的な便秘を引き起こしてしまうことに繋がります。

 

生理前に便秘になる
これは女性のホルモンバランスの影響によるもので、体内に水分を貯蓄する働きのある黄体ホルモンが便に含まれている水分まで吸収してしまいその結果便秘を引き起こしてしまうものなので、普段より水分を多く摂るようにし対処しましょう。
ストレスによるもの
内臓の働きを悪くしてしまう原因はストレスによって興奮しすぎてしまう交感神経の働きが強すぎる状態が続いてしまった場合によるものが多いです。リラックスする為に体と心を整えるようにしましょう。

慢性的な腰痛がある

腰からは足につながる神経だけではなく骨盤内臓神経という直腸、膀胱、子宮の働きにつながる神経も出ています。

慢性的な腰痛をお持ちの方に結構な確率で便秘症の方がおられるように感じます。これは腰痛と便秘の発生機序が非常に似てる部分があり、特に同一姿勢によるデスクワークや車の運転などを長時間行うと腸の動きや腰の筋肉の動きが悪くなってしまうためです。

腰痛の治療を行うと便秘も良くなると言われることが少なくはありません。

下剤を使わずに改善させるための方法は大きく分けると二つしかありません。

食事による改善

二種類の食物繊維を摂るようにする。

水溶性食物繊維  バナナ、リンゴ、キノコ類、海藻類

水溶性食物繊維は、糖質の吸収を抑え、便が硬くならないようにする働きがあります。また腸内の老廃物や毒素を吸収したり善玉菌を増やし腸内環境を整える働きもあります。

不溶性食物繊維   豆類、イモ類、ごぼう、ブロッコリーなどに含まれます。

不溶性食物繊維は、腸内で水分や有害物質を吸収して膨らむので腸壁を刺激し便を排出するための動きを活発にする働きがあります。

善玉菌を増やす   発酵食品、乳酸菌を含む食品を摂る。

自分に適した量を食べて便の量を増やす。

朝食後が一番腸の働きが活発になるのできちんと朝食を食べてトイレに行く時間を作る。

水分不足は一番便秘に良くないので水分を1日2リットルくらいは摂るようにする。

毎日適度なウォーキングを意識する

女性の便秘の大部分は弛緩性便秘といわれる排泄するために必要な筋力の不足による便秘とも言われています。なので適度な運動をすることで改善することが少なくはありません。

腸は副交感神経に司られているのでウォーキングにより自律神経の乱れを整えながら血流も良くすることも便秘の改善にはとても有効です。

朝のウォーキングは幸せホルモンであるセロトニンの分泌も行われやすいのでオススメです。

その際は硬度の高いマグネシウムを多く含んだミネラルウォーターを飲んで歩くとマグネシウムの作用で腸の内側からと、歩いた時の筋肉の力での外側の両方からの刺激で腸の蠕動運動を促すことになるので最高だと思います。

食事とウォーキングを意識すれば便秘のお悩みを解消できると思いますので是非お試しください。

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